トヨタ全固体電池量産、最新の公開情報

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トヨタの全個体電池搭載試作車

トヨタ自動車は2023年9月19日までに生産技術に関する説明会を開き、次世代電気自動車(EV)の中核技術となる「全固体電池」の開発ラインや「ギガキャスト」と呼ぶ新工法の大型鋳造設備の試作機などを報道関係者に初公開した。新技術と「からくり」や「匠」といったトヨタ流の製造ノウハウの融合による高効率の量産技術を武器に、EV専業の米テスラや中国の比亜迪(BYD)に対抗する。

異なる電池の材料を載せた搬送パレットが上下2つのレールを高速で流れ、相対速度がゼロの同期地点になると、目では追えない速さで、材料を固定していた上のパレットの「爪」が外れ、絶妙のタイミングで下のパレットの爪が受け取り材料が重なっていく。
トヨタの貞宝工場(愛知県豊田市)の一角にある全固体電池の開発現場。無動力で動く、魔法のような機械仕掛けの爪を使った量産方法が試されていた。

トヨタ自動車「全固体電池量産」の開発ライン。設備全体は見えないようにし、一部のみモニター公開

次世代EVへの搭載を念頭に令和9~10年の実用化を目指して開発が進む全固体電池は、従来の電解液系の車載電池に比べて飛躍的に性能が高まる。EVの航続距離を1000キロ超に伸ばせるこの先端技術は、電池を構成する正極材、負極材、固体電解層を隙間なく密着させることが製造上の大きな課題だ。

量産には素材にダメージを与えることなく、高速・高精度で電池材料を積層する難題があるが、日本伝統のからくり仕掛けを自動車製造に応用したトヨタ流がそれを解決しつつある。余分な動力や配線も増やさないシンプルな機構は、生産の安定性にもつながるとのこと。

ITmediaビジネス記事から抜粋

“トヨタ全固体電池量産、最新の公開情報” への1件の返信

  1. 素晴らしい!やはりトヨタの全固体電池情報は株価対策の大言壮語ではなかったようです。この記事のように実際に量産施設の開発ラインを写真付きで公開したということは、製品化に相当な自信があるのだと思います。
    10分の充電で1000km以上走行できるというEVが4年後の2027年頃に発売されるとのことで、大きな転換点になると思います。次世代の車への期待が大きく膨らむと同時に、それを日本の企業が先導していることに安堵と日本の産業界への少なからずの好い影響を期待しています。そして、これからの数年はEVの給電スポットの早急な整備が望まれます。ここ島原でも、うかうかしてられません。皆さんはどうお感じになられましたか?SCN:伊東

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