地域主体の利用を推進、バイオマス活用基本計画を閣議決定

政府は9月6日に新たな「バイオマス活用推進基本計画」を閣議決定しました。動植物に由来する有機物である「バイオマス」。その循環利用・最大活用は、農山漁村の持続的な発展や、持続可能な循環型社会の形成といったわが国の課題を解決することになります。農林水産省が昨年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」においても、バイオマスをはじめとする地域資源を最大限に活用しつつ環境負荷の低減に取り組むとの方針が示されています。また、化石燃料に代わる持続可能な再生可能エネルギーであるバイオマスエネルギー活用は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて重要な政策の一つです。新たな基本計画の特徴をまとめました。
下水汚泥のエネルギー・肥料利用を推進

政府与党ではこれまで第2次バイオマス活用推進基本計画に基づき、バイオマス活用を推進。種類に応じて利用率を設定してきました。
現行の第2次の目標が令和7年度までのものだったため、第3次基本計画では、令和12年度に向けた新たな目標を策定しました。

自民党HP

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