水素事業研究意見交換会レポート

令和6年3月15日
長崎県大村市の長崎県振興財団(長崎県工業技術センター内)主催
水素事業研究意見交換会参加

長崎県振興財団(長崎県工業技術センター)

SCN:伊東

主公演:日本電源開発(J-POWER)社
「長崎県西海市のGENESIS松島火力発電所を未来的最新鋭の石炭ガス化炉計画」
について大変興味深い計画を聞きました。

松島火力発電所

以下松島火力発電所の概略
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「松島火力発電所 2024年度末で1号機を廃止2号機を休止」
西海市にある松島火力発電所を所有する電源開発は、二酸化炭素の排出削減に向けた設備の更新計画を推進するため、2024年度末で火力発電所の1号機を廃止、2号機を休止させると発表。

西海市にある松島火力発電所の1号機と2号機は1981年から運転を開始し、おととし4月、発電所を所有する電源開発は最新鋭の設備に更新して二酸化炭素の排出削減を目指す計画を発表していました。

この計画を進めるため、来年度末で火力発電所の1号機を廃止、2号機を休止させると発表。

2号機は、2026年に着工される最新鋭の設備に更新する工事で、石炭をガス化させてガスタービンをまわし、さらにガスタービンの余熱も再利用する発電設備が付け加えられる予定です。
電源開発はこれによって全体的な発電効率が1割ほど向上し、二酸化炭素の排出削減につながるとしています。

このほかにも二酸化炭素の排出削減を目指す計画では、発電所で排出される二酸化炭素を分離・回収する施設の追加も検討していて、将来的には二酸化炭素を排出しない水素発電の実現を目指したいとしています。
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新計画の松島火力発電(過去記事)
https://www.scn-pc.jp/?p=4903

松島火力発電所の設備については、下記J-POWERと中国電力で実証実験を行なっている『大崎クールジェン』の最先端技術を実運用する設備として設置する計画とのこと。

「石炭発電の大崎クールジェン、CO2排出「マイナス」に」
https://www.scn-pc.jp/?p=4823

「大崎クールジェン革新的低炭素石炭火力発電実現」
https://www.scn-pc.jp/?p=111

「石炭利用に伴うCO2をリサイクルしコンクリートやジェット燃料に」
https://www.scn-pc.jp/?p=1271

“水素事業研究意見交換会レポート” への1件の返信

  1. 長崎県内に最先端の革新的低炭素石炭火力発電所が実現することは、カーボンニュートラルの推進に大変意義のあることだと思います。
    ただ石炭を使うということで、諸外国からは技術の中身や結果を無視して反発が予想され、本当に理解してもらえるのか大変心配しております。
    とにかく素晴らしい最先端の技術ですので、完成後はぜひ見学させて欲しいと思います。SCN:伊東

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