長崎県、諫早湾干拓調整池に国内最大規模の水上太陽光発電の計画

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諫早湾を締め切った潮受け堤防。中央の調整池の奥が干拓地。堤防の左側が有明海

再生可能エネルギーの利用拡大に向けて、諫早市と雲仙市、それに長崎県は、諫早湾干拓の調整池に国内最大規模の「水上太陽光発電」の施設を整備することが可能か、新年度(令和6年度)から検討を始める方針を固めたことがわかりました。

関係者によりますと、国内最大規模の「水上太陽光発電」施設は、長崎県の諫早湾干拓にある広さおよそ2600ヘクタールの調整池の中に整備することが検討されます。

施設は、調整池の水面に太陽光パネルを浮かべ発電するものが検討される予定で、生み出した電力は農林水産業など産業分野で活用することが視野に入れられています。

地元自治体では、新年度(令和6年度)にも検討委員会を設けることにしていて、委員会での調整を経て、地元関係者や有識者などを交えた協議会を設立し、本格的な協議を進めることにしています。

長崎県などでは近くこうした方針を明らかにし、関係者に対しても諫早湾干拓での施設整備について丁寧に理解を得ていきたいとのこと。

NHKニュースから抜粋

“長崎県、諫早湾干拓調整池に国内最大規模の水上太陽光発電の計画” への1件の返信

  1. 諫早湾は1997年4月14日に国営の干拓事業のために潮受け堤防で締め切られました。2010年の福岡高裁判決では開門を命じられましたが、2022年3月の二審・福岡高裁判決では開門命令が無効となりました。
    せっかく日本でも有数の干満差があり、潮汐力発電に適しているのですから、開門部分に発電機を設置し、イギリスのスウォンジー湾潮汐力発電(32万kWの規模で15.5万世帯分を発電)のような運用ができないものかと思います。太陽光発電を誘致するぐらいなら、どうして潮汐力発電の適所として柔軟な対応が出来ないのか不思議でなりません。皆さんはどうお感じになられましたか?SCN:伊東

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