経産省、都市ガスを合成・バイオメタン活用で脱炭素化推進

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経済産業省は13日の審議会で、都市ガスの脱炭素化に必要な政策対応を示した中間整理をまとめた。

都市ガスの原料である液化天然ガス(LNG)の代わりに、温室効果ガスの排出を抑制できる合成メタンやバイオメタンを活用。技術開発や導入促進に向け、今後規制や支援策を具体化する。

合成メタンは二酸化炭素(CO2)と水素から製造。燃焼時にCO2を排出するが、工場などから出るCO2を回収して製造すれば、排出量が実質的に増えない。

中間整理では、合成メタンの製造技術を確立し、世界規模で展開できれば、「日本の産業競争力強化、経済成長、雇用・所得の拡大が期待できる」と明記。
ただ、技術開発が途上で、LNGよりも高コストであることなどを課題と指摘された。

また、バイオメタンは下水の汚泥や家畜のふん尿などから作られ、大気中に放出される温室効果ガスのメタンを抑制する効果がある。すでに技術的には確立されており、合成メタン普及までの実用的な選択肢と位置付けるとのこと。

Yahoo!ニュースから抜粋

 

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