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ホンダは12日、今春に予定していた軽商用車の電気自動車(EV)の発売を今秋に延期すると発表した。部品の調達が想定よりも遅れているという。先行予約は5月に始め、価格や発売日は6月に公表する。
発売延期となったのは、軽のエヌバンを改良した車種で、ホンダ初の軽EVとなる。航続距離は約200キロ・メートルで、短距離の配送用を想定している。
ホンダは初の量産型EVとなるホンダ e-1を2020年に発売したが、販売が伸び悩み、今年1月までに生産を終了した。軽EVでは、日産自動車のサクラが売れており、ホンダも巻き返しを図る計画だった。
軽EVを巡っては、トヨタ自動車とスズキ、ダイハツ工業の3社も、商用の軽EVを共同開発し、昨年度中の販売を目指していた。ダイハツの認証不正が発覚して生産が困難になり、発売時期は未定となっている。
読売新聞ニュースから抜粋