荒尾に系統用蓄電施設 余った太陽光活用めざす

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系統用の蓄電池

太陽光による発電量が多い晴れた昼間などに電力を買ってため、夕方以降など、発電量が少ない時間に売る蓄電施設が、熊本県荒尾市にできた。電力系統と直接つないで充放電する「系統用蓄電池」で、余った電気を有効活用することをめざす。

施設ができたのは荒尾市の市有地で、4台の蓄電池や、調整設備が並ぶ。出力は計約2千キロワット、容量は約8千キロワット時。一般家庭約800世帯分の1日の消費電力にあたるという。通信販売のテレビショッピング研究所(本社・東京)と、再エネ電力を扱うアフターフィット(同)が手がける。今月21日から稼働し、災害時には非常用電源として活用できるとしている。

九州は太陽光発電の導入が進んでいて、発電量が消費量を上回って大手電力が電気の受け入れを一時的にとめる「出力制御」が他の地域に比べ際立って多い。アフターフィットによると、昼間と夕方では市場価格が数千倍になることもあり、採算が取れると判断したという。
さらに大型のものも含め、蓄電施設を九州内外で増やす計画とのこと。

朝日新聞デジタルから抜粋

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