パナソニック、EV充電インフラソリューションを展開

 パナソニックホールディングス(パナソニック)は22年5月27日、グループのエレクトリックワークス社が、カーボンニュートラルに貢献するエネルギーソリューション事業の第1弾として、22年10月からEV(電気自動車)充電インフラソリューション「Charge-ment(チャージメント)」を展開すると発表した。

 2050年カーボンニュートラル宣言を受け、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みが加速しています。2030年には新築住宅の6割に太陽光発電設備を導入すること、2035年には乗用車の新車販売で100%電動自動車化すること等の目標が設定(※)されており、環境に配慮した取り組みがより求められるようになっています。そのような背景のもと、当社はこれまで培ってきたエネルギーの計測と制御の技術を核として、複数の領域においてカーボンニュートラルに貢献するエネルギーソリューションの展開を進めます。

EV充電インフラソリューション「Charge-ment(チャージメント)」は、主にEV充電器の複数台設置を計画する事業所などへ提供していきます。設置した複数台のEV充電器「ELSEEV」をパナソニックのサーバーへ接続し、EVの充電制御を実施します。
当社は、これまでに培ったエネルギーマネジメント技術を応用し、EV充電による電力使用のピークをコントロールすることで使用電力量を平準化。それにより電力の契約容量を抑え、電力コストの削減につなげます。また、これまでの数多くのEV充電設備納入実績を活かし、初めて充電器を導入検討するお客様に対しても、導入相談から、システム設計・設置、導入後の運用管理、改善提案までワンストップでのきめ細かなサポートを実施していきます。運用においては、充電の状態・実績やCO2排出削減量の見える化により、管理業務の負担を軽減します。

<特長>

  1. EV充電設備の導入相談から、設備設置、導入後の運用管理までワンストップでサポート
  2. お客様のEV充電の利用状況に合わせた充電コントロールで、電力コストを最小化
  3. 充電の状態・実績やCO2削減量の見える化により、管理業務の負担を軽減

Yahoo!ニュース

コメントを残す