豊田合成、トヨタ「ミライ」の8倍のトラック用水素タンク開発

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トヨタ自動車と豊田合成は、展示会「第19回 FC EXPO」(東京ビッグサイト、2023年3月15~17日)に燃料電池(FC)トラック向けの水素タンクを出展した(下写真)。豊田合成が同月3日に市場投入を発表した製品で、トヨタが主導する商用車の技術連合Commercial Japan Partnership Technologies(CJPT)の小型FCトラックに採用されたとのこと。

豊田合成が開発したトラック用水素タンク

特徴は、乗用車の燃料電池車(FCV)向けに豊田合成が生産する従来品に比べ、より多くの水素を充填できること。同社はトヨタのFCV「MIRAI(ミライ)」(2代目)向けの水素タンクを生産している。CJPTが採用した水素タンクは、ミライ向けの約8倍の水素を充填できるとのこと。比較対象はミライが搭載する3本の水素タンクのうち、最も水素の搭載量が少ないものとみられる。

ミライの水素タンクの開発で培った技術を応用し、水素の貯蔵性能も高めた。タンク質量に対する水素貯蔵質量の割合(質量効率)は、ミライ向けが6.0wt%だったのに対して、今回のFCトラック向けでは7.0wt%に向上したとのこと。

日経XTECH記事から抜粋

 

 

 

 

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