山梨、二酸化炭素排出せずに水素生み出す装置

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山梨県などが開発した再生可能エネルギーを利用して二酸化炭素を排出せずに水素を生み出すシステムが県外の工場に初めて導入されることが決まり1日、県庁で合意書の締結式が行われました。

山梨県などは甲府市の米倉山の施設で、民間企業と共に太陽光発電で得た電力で二酸化炭素を排出せずに水素を生み出す「P2Gシステム」と呼ばれる仕組みの実証実験を行っています。
このシステムが県外で初めて大手建設会社「大成建設」の埼玉県の子会社の工場に導入されることが決まり1日、合意書の締結式が行われました。

式では、長崎知事と大成建設の相川善郎社長が合意書に署名し、長崎知事は「県外での導入第一号です。工場の製造工程の脱炭素化に活用されるということで、今後、国内外での普及につながることに期待したい」と述べました。
大成建設の相川社長は「最新鋭の水素製造装置の導入で本日をスタートラインにCO2削減に取り組んでいく」と述べました。
会社では、来年度までにシステムの実証運転をスタートさせ、工場に設置する太陽光発電の電力で製造した水素を利用することで工場の年間のCO2排出量の1割削減を目指すということです。

NHKニュース

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